ヤスデはムカデに似ていますが、咬むことはなく、足の数はムカデの倍あり、
全く別の種類になります。小型な種が多く、日本では200種程度確認されています。
湿った場所を好み、森林、野原、畑などの落ち葉や石の下などで見られます。
一般的には、腐敗した植物を食べて分解する益虫です。
大量発生して、外壁を徘徊し室内に侵入することもあります。
ヤスデは不快害虫とされていますが、体液には毒素があり、
水膨れや結膜炎になる恐れもありますので素手では触れないようにしましょう。
駆除には建物の周囲の改善、ムカデ・ヤスデ用の薬剤を使用することが必要です。