今年は例年より早い梅雨入りとなりました。
気温や湿度が上がり、不快害虫の増える時期となります。 この時期に活発になる虫は湿気を好むので、 換気をしたり湿度を下げることが対策として重要になります。
ヤスデ (産卵期8月〜9月頃 翌年5月〜7月に成虫) ヤスデはムカデに似ていますが、咬むことはなく、 足の数はムカデの倍あり、全く別の種類になります。 落ち葉などを食べます。 体液には毒素があり、それに触れると水膨れや結膜炎になる恐れがあります。 専用の殺虫剤を撒くと効果的です。 百足(ムカデ) (5月〜6月に多く発生(産卵期)) 百足は毒を持っているので、咬まれると激しい痛みや赤く腫れることがあります。 ゴキブリやクモを餌とするので、部屋を清潔にしゴキブリなどの害虫対策も大切です。
チャタテ虫 高気多湿を好み、梅雨から夏場にかけて発生します。 カビ、乾物、動物標本などを食べます。 乾物などは保存方法に注意して(パック使用など)、 部屋の湿度を60%以下に保つことが良いでしょう。
ボウフラ 水があるところに産卵し、後に蚊となります。 少しの水で大量発生するので、水たまりを無くすことが対策となります。 植木鉢などに水が溜まらないよう水はけをよくしましょう。 チョウバエ 洗面所など水回りに発生するコバエです。 皮脂などの油汚れや石鹸カスなどを好むため、 排水路、排水管などこまめな掃除が大切です。
ヤスデ
百足(ムカデ)
チャタテムシ
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